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バレーボールの北京五輪男子世界最終予選兼アジア予選が31日、東京体育館で開幕する。初戦で世界ランキング10位のイタリアと対戦する同12位の日本は4大会ぶりの五輪出場を目指すが、カギを握るのが「ゴリ」こと清水邦広(21)=東海大。昨年11月のW杯でブレークした勢いで、五輪切符をもぎ取る。

北京オリンピック最終予選 男子へ


 大舞台にはこの男が必要だ。30日は本番会場で約1時間の調整を行った全日本男子。ゲーム形式の練習で清水は控え組に入ったが、左利きの強烈なスパイクを披露。サーブ練習でもコートぎりぎりに突き刺し、好調をアピールした。

 「気持ちが高ぶってきた。1点の勝負になると思うので、1点を大事にするプレーをしたい」

 昨年6月のワールドリーグに緊急招集され、物おじしないプレーで「ゴリ」の愛称がついた。11月のW杯でも代表入り。山本隆弘(パナソニック)を差し置いてレギュラーをつかんだが、大会後半になってスタミナが切れ、ポジションを明け渡した。それから体力強化に励み、今年2、3月にそれぞれ10日間、植田辰哉監督(43)指導のもと同級生の福沢達哉(中大)と異例の個人合宿。1時間半ぶっ通しでスパイク練習に励んだ。

 31日に激突するイタリアには思い入れがある。アテネ五輪当時、福井工大福井高3年だった清水は全日本ジュニア代表としてイタリア遠征に参加。宿泊先のテレビで男子決勝のブラジルVsイタリア戦を観戦した。「みんなすごいと思った」。初めて五輪を意識したが、その一戦に出場した選手たちと4年を経て戦う。あこがれからライバルに変わった存在に容赦はしない。

 「若手、ベテランが融合したいいチームになった。イタリアにも引けを取らない」。自身が主将を務めたバルセロナ以来、4大会ぶりの五輪へ植田監督は確かな自信を口にした。植田ジャパン結成後、イタリアに2勝3敗と実力は拮抗している。大学生ながら破壊力はピカイチのゴリの力で、アテネ五輪銀メダルの強豪を撃破し一気に波に乗る。

★イタリア・アナスタジ監督は強気!

 植田ジャパンを迎え撃つイタリアは、平均年齢29.2歳のベテランチーム。アテネ五輪では銀メダルだったが、06年世界選手権は5位、昨年の欧州選手権では6位と世代交代がうまく進んでいない。アナスタジ監督は「難しい試合が続くと思うが、最終的には五輪に出場できると確信している」と強気な発言に終始した。

バレーボール
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